介護福祉士会について ABOUT US
生涯研修体系
日本介護福祉士会では、介護福祉士の専門性を担保し、求められる役割を担うために必要な知識等を習得するための軸となる研修を生涯研修体系として示しています。
日本介護福祉士会が定める生涯研修体系に位置づく軸となる研修の解説
出演:日本介護福祉士会前会長 石本淳也
日本介護福祉士会における介護職チームの在り方を踏まえた生涯研修体系
⽣涯研修体系では、上記のとおり「介護福祉⼠基本研修」「ファーストステップ研修」「認定介護福祉⼠養成研修」の3種類の研修を「軸となる研修」として紹介しています。
ただし、この3種類のみが介護福祉⼠会で提供している研修ではございません。
このほかにも、職能的研修として
- 多職種連携等に関する研修
- 介護過程の展開を強化する研修
- 新カリキュラム対応介護実習研修
- 災害ボランティア基本研修
- 地域共生社会に関する研修(旧:障がい領域研修)
- 中核的な役割を担う介護福祉士資質向上研修(新リーダー研修)
- 介護福祉⼠養成課程における介護実習指導者の要件となる介護福祉⼠実習指導者講習
- 介護職種の外国⼈技能実習⽣の指導者向けの介護職種の技能実習指導員講習
- サービス提供責任者研修
などを、全国の都道府県介護福祉⼠会と連携して、それぞれの研修を実施しています。
また、日本介護福祉士会としては、軸となる研修等の講師を養成する研修を実施しています。
(参考)生涯研修体系の軸となる研修の概要
- 介護福祉士基本研修(資格取得後~実務経験2年未満)
介護福祉の専門職である介護福祉士として、生活支援としての介護の視点、自立支援の考え方、介護過程の展開等を学び、根拠に基づいた質の高い介護の実践力を培う研修 - ファーストステップ研修(実務経験2年~3年)
資格取得後の「求められる介護福祉士像」を目指し、小規模チームのリーダーや初任者等の指導係として任用することを期待できる人材養成を目的とする研修 - 認定介護福祉士養成研修(実務経験5年以上)
介護職チームに対する教育指導、介護サービスマネジメントを行い、介護職チームのサービスの質を向上させる。地域包括ケアを推進するため、介護サービス提供において多職種との連携・協働を図る。地域における施設・事業所、ボランティア、家族介護者、介護福祉士等の介護力を引き出し、地域の介護力の向上を図る。といった役割の期待される介護福祉士を養成するための研修
研修ポイント
日本介護福祉士会及び都道府県介護福祉士会では、各種研修等を受講・修了した場合、研修ポイントを付与しており、ポイントを使用した受講割引の仕組みを導入しています。
研修ポイントの仕組み
- 日本介護福祉士会又は都道府県介護福祉士会が開催する研修等を受講・修了した際に、受講時間数等に応じた研修ポイントが付与されます(研修ポイントは、ケアウェル(会員専用サイト)で管理します)。
- 研修ポイントは、100ポイント取得するごとに、日本介護福祉士会又は都道府県介護福祉士会の開催する研修等の受講料として使用できる「1,000円分の研修受講券」と交換することができます。
研修ポイント
研修ポイントは、日本介護福祉士会又は都道府県介護福祉士会が開催する研修等において、次のように算定されます。
- 研修時間1時間毎に1ポイント付与されます。
- ただし、日本介護福祉士会全国大会・日本介護学会に参加した場合は、時間に関係なく10ポイント付与されます。
- なお、研修等の講師や発表者、シンポジストとして参加した場合には、「時間数によるポイント数×3」が付与されます。
研修受講券の申請方法
ケアウェル(会員専用サイト)または生涯研修手帳で、研修ポイントを100ポイント以上取得していることを確認の上、以下のフォームよりお申込みください。
FAQ
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研修受講券は、どのように使用するのですか。
研修受講券は受講料の一部として使用いただけます。受講を希望する研修を主催している介護福祉士会に、お申込み前にお問い合わせください。
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研修受講券に有効期限はありますか。
あります。有効期限は、発行年度の翌々年度末(3月末日) までです。
2024年度内に発行した場合、2026年度末(2027年3月31日)まで、となります。 -
研修ポイントはどこで確認できますか。
ケアウェル(会員専用サイト)でご確認できます。
【ご利用方法】
1.「ケアウェル」にログインしてください。
2. メニューより「研修受講履歴」をクリックすると、受講済みの研修一覧をご確認いただけます。
※初めて利用する方、日介ID/パスワードが分からない方
ログインページ下部の「日介ID/パスワードを忘れてしまった方はこちら」から、ID、パスワードの取得が可能です。手続き方法は、こちらをご参照ください。 -
「ケアウェル(会員専用サイト)」に掲載されている研修受講履歴等が、手元の「生涯研修手帳」の内容と一致しません。どうしたらよいですか。
お手数ですが専用の問合せ窓口よりお知らせをお願いいたします。個別に対応をさせていただきます。
なお、システムへ反映できる範囲の対応をおこないましたが、すべての研修受講履歴、研修ポイントの反映はできませんでした。そのため、2022年度までにご入会いただいた会員の皆さまに、50ポイントの研修ポイントを付与させていただきました。
なお、会員になる前の研修受講履歴、一度退会された方の過去の研修受講履歴は、システムに反映されません。
「移行時ポイント差分」について
研修管理システムの仕様上、研修時間に応じて一律に研修ポイントが付与されております。そのため、特殊なポイント設定がなされている研修については、ポイント差分の調整をおこなっております。「移行時ポイント差分」の表記の前に、研修名の記載がありますので、2つを合わせてご確認ください。 -
「生涯研修手帳」は交付してもらえますか。
2022年度より、システム上での一括管理に移行し新たな生涯研修手帳の交付は停止させていただきました。