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令和6年6月20日。及川会長が第4回認知症施策推進関係者会議に出席しました

今回の会議では、認知症施策推進基本計画の素案について意見交換がおこなわれました。

及川会長は、第1期基本計画中に達成すべき重点目標の「2 認知症の人の生活においてその意思等が尊重されていること」に関連し、認知症の人の思いを代弁する役割を担う人材も必要であり、日ごろから要介護者等の生活・暮らしに寄り添っている介護福祉士などを必要に応じて活用することが考えられる旨。発言しました。

また、基本的施策(素案)について、以下の旨等について発言しました。

(認知症の人に関する国民の理解の増進等)
義務教育の教育カリキュラムの中に、「人の誕生、成長」などと同じように、認知症についての理解や老いること、死についての学びを明確に位置付ける必要があるのではないか。5年の短期計画で答えを出すことは難しいと考えるが、教育についての在り方も検討を始めるべき
認知症サポーター養成講座のテキストの更なる見直しとあるが、これまでの報告等で、養成講座の対象者が年齢・職業などさまざまであることが理解できた。テキスト見直しの際は、対象者に応じた養成講座となるような見直しができるとよい

(認知症の人の生活におけるバリアフリー化の増進)
今後高齢者の単身世帯の増加等も将来推計では明らかになっているが、身寄りのない高齢者の支援や居住支援については、地域ごとに様々な検討が行われるべき。その検討には、在宅サービスに精通した医療・介護の専門職が参画できるようにするべき
利用しやすい製品・サービスの普及を図るためには、開発した製品・サービスについて、利用者の生活・暮らしに寄り添う関係者にも適切に理解いただくこと等が必要である