令和6年7月8日。及川会長が第113回社会保障審議会介護保険部会に出席しました
今回の給付費分科会では、介護情報基盤等についての意見交換がおこなわれました。
及川会長は、介護情報基盤の整備とその利活用に対する期待は大いに高まってきていると述べたうえで、「今後の検討課題」に関連し、介護情報基盤の利活用で重要なことは、何のための利活用であるかを踏まえることである。例えば、介護サービスを利用する方々のための情報の利活用であるはずなのに、その情報の利活用そのものが目的化することは、介護サービスを利用する方々の不利益に繋がりかねない。そう考えると、適切に情報の利活用を推進できる人材の育成・確保こそ本質的に重要なことであり、合わせて重要なことは、言うまでもなく個人情報保護や情報セキュリティである旨。急ぎでの対応が求められていることは重々承知しているし、そうする必要性も強く理解しているが、国民の安心・安全に優先するものはなく、この2点について、十分な対策をとったうえでの対応を是非ともお願いしたい旨。等について発言しました。