令和6年9月19日。及川会長が第114回社会保障審議会介護保険部会に出席しました
今回の介護保険部会では、介護情報基盤等についての意見交換がおこなわれました。
及川会長は、介護情報のデータ共有については必要なことであり進めるべきだが、利用者の個人情報等の取り扱いが必要となる以上、その取扱いについては慎重に進めるべき旨。発言しました。
また、事業所等への業務負担について懸念するところがあるとしたうえで、各施設・事業所における介護情報のデータ化そのものに係る業務負担のほか、介護情報を活用することについての介護サービス利用者への説明にも一定の業務負担が生じるのではないか。そして、その業務負担がある中でもこの業務を推進するためには、介護情報の基盤整備を進めることが、どのように介護の質の向上につながるか、どのように業務の効率化につながるのか等について、介護サービスを利用する皆様や介護職員等のスタッフに理解いただくことが極めて重要である。施行期日も定められているが、安心・安全・確実な運用を優先すべきであり、このことを踏まえた介護事業所等への支援の在り方を整理いただきたい旨。発言しました。
さらに、住宅改修に係る情報について、住宅改修の費用情報だけに限らない幅広い範囲を取り扱うべき旨。等について発言しました。