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令和5年9月27日。及川会長が第225回社会保障審議会介護給付費分科会に出席しました。

今回の給付費分科会では、令和6年度介護報酬改定に向けた12団体へのヒアリングが行われました。

及川会長は、全国ホームヘルパー協議会(田尻会長)の発言に「サービス提供責任者の要件を介護福祉士一本化」を求める意見があったことに触れ、当会としても望ましい方向性と認識しているとしたうえで、全国ホームヘルパー協議会及び日本ホームヘルパー協会に対し、サービス提供責任者の業務の現状について質問をし、以下の回答を得ました。

○全国ホームヘルパー協議会(田尻会長)
・訪問介護計画書の作成・見直し、アセスメント、モニタリングほか、サービス担当者会議等における他の専門職種との調整等の業務があり、これらは報酬に位置づけられていない
・当協議会のサービス提供責任者は介護福祉士が多く、だからこそ専門的な連携・調整が可能となっている現状がある
・実務経験のない実務者研修修了の方がサービス提供責任者を務めることは、サービス利用者にとって良くないことではないかと考えている

○日本ホームヘルパー協会(境野会長)
・サービス提供責任者の7項目の責務に対応しつつ、退院退所時のカンファレンスや訪問介護員への指導などを行っており、介護福祉士が担うべきものと認識している
・当協会のサービス提供責任者も介護福祉士が多く、資質向上のための研鑽をしているのが現状である